食べるということ

01.09.2018

私の妹が福岡で『kitchen comeru  -キッチンコメル-』という料理教室をしています。

 

https://haru-gohan.jimdo.com

 

 

 

 

彼女の料理、私は姉妹の特権でタダ(!)でいただけるわけですが

我が妹ながら、そのアレンジアイデアや工夫にいつも感心しています。

 

片や母親歴2年になる姉の私は、というと

もちろんまだまだの腕前で恥ずかしいばかりです。。。

 

彼女とはよく『食べるということ』について語り合います。

 

飽食の時代と言われる昨今の日本。

お金さえ出せば、好きなものがいくらでも食べられるのは勿論、

私たち消費者が食に便利さを追求しすぎた結果、

手軽に食べられるインスタント食品のバリエーションも実に豊富になりました。

その結果、毎日異常な量の食品廃棄が行われ

家庭においても食に対する感謝がどんどん薄れてきているように感じます。

 

彼女の料理教室のホームページを見ると

食に対する想いと同時に、食に対する安全意識も見受けられます。

 

この安全意識を一部の人は敬遠するかもしれません。

 

『安全な食事?添加物なし?

そんなことにこだわってたらキリないし食べるものなくなるじゃん』

といった風に。

 

実際に食にこだわりのある人と、あまり関心のない人の溝は

上記のような事と感じますし。

 

しかし、彼女の考えは、

『危険なものを遠ざけよ、口にするな』

という考えでは決してありません。

 

 

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大切な人のために毎日の食事を作る立場にある者として

ちょっとだけ知識を高め、

少しでも良いと思えるものをセレクトし、

楽だけを重視せず、愛情を込めて一生懸命調理する。

作り手、食べる人共に

食べ物を大切に扱う心へ繋がるからこその、

日常のちょっとした努力の必要性。

 

だけど、何より大切なのは、

どこへ行っても、何を食べるときでも

食事をする時には

食せることの幸せに大いに感謝し、

共に食卓を囲む人たちと食を存分に楽しむこと。

 

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それが彼女の考え方なのです。

 

 

飲食店で出してもらう食事においても

例えチンするような便利な食事においても

すべての食に感謝し頂くことは

その食に携わるすべての人に対する感謝であり

命に対する感謝。

 

その点を彼女は一番大切にしているのです。

 

だから実際に彼女は『こういうものは食べてはいけない』

ということは決して言いませんし、思ってもいません。

だから食べ物を決して粗末に扱いませんし

何を食べていても

食べている時の彼女は実に幸せそうで

彼女と食事をするのは楽しさ以外ありません。

 

スリムな彼女ですが、ものすごい量、食べます!

 

そんな彼女と同じ考えで、私も夫や息子のために

自宅での日常の調理では

少しでも安いものを選ぶ人がいるように

少しでもいいものを、と食材をセレクトしますが

完全に徹底しているわけではありませんし

息子にうるさく言うのは

『好き嫌いするな、とにかく粗末にするな』ということです。

 

安く買った手軽な食事だから、

美味しくないから、

簡単に捨ててしまえ、なんてもってのほか。

 

こういった考えのもと、私たち姉妹は意見が一致しています。

 

彼女の意とするのは『健康』な食生活というより

『健全』な食生活といったところでしょうか。

 

身も心も偏る事のない、そんな健やかな食生活です。

 

健康だけを意識しすぎて、知識ばっかりの

心が置き去りになるような食生活は彼女は望んでいません。

 

自らの手で命を育み、そして生きた命をさばくという

一連の作業をする必要のない便利な現代。

だからこそ忘れてしまいそうになるけど

私たちが口にするすべての食事にかけがえのない命の犠牲があり

その役目を担ってくれている人がいます。

 

それだけで食事というものには無条件に感謝できますし

大切に頂く義務が私たち人間にはあると、

彼女も私も考えています。

 

 

ただ、家庭において、調理をする立場にある時

家族の健康に少しでも良いものを好んでセレクトをするのは

良い事であっても悪い事ではありません。

身の周りにある品々、

例えば服や住まいを誰もが選んでいるのと同じように。

 

しかし、一番大切なことは

健やかな心で大いにこの世の食を楽しみ、慈しむ事。

 

 

彼女の教室では、

良い調味料とは何か、添加物とはどういうものなのか、

といった知識だけでなく

食べることが大好きな彼女の、食に対する人一倍の想いが聞けます。

 

『自分なりの食に対する意識』を今一度確認し

高めていくきっかけになる事と思います。

お近くの方は、ぜひ一度足を運んでみてください。

 

 

身内を褒めるようなことは私の美学には反するのですが

彼女のビジネスツールを請け負う身として、少し彼女の紹介を書かせていただきました。

 

あしからず。。。

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